卓球のラケットは種類が多く、選ぶのも一つの楽しみです。
しかし、種類が多いが故に初心者の方は「何を選べばいいか分からない」といったことは無いでしょうか。
今回は初心者の「ラケットを選ぶ際のポイント」と「オススメのラケット」を紹介します。
本記事を参考にラケットを選んでもらえれば、まず失敗することはありません。
気になる方は是非参考にしてみてください!
10年以上の卓球歴がある私が「初心者に勧めるならコレ」というラケットを紹介します!
初心者に最適なラケットの特徴
私が考える初心者に最適なラケットの特徴は以下の通りです。
弾みすぎない
基礎を身につけるにはボールを自分の力で飛ばす感覚を養うことが重要です。
「弾みが強いラケット」は正しいフォームでなくても勝手に飛ぶので、変な癖がついたり上達の妨げになります。
弾まな過ぎても扱いにくいので、「適度な弾みのラケット」から選択するようにしましょう。
柔らかめの打球感
初心者のうちは「打球感の柔らかいラケット」を選びましょう。
「打球感の柔らかいラケット」はボールを掴むような球持ちがあり、回転が掛けやすいのが特徴です。
硬いラケットは球離れが速く、スピードが出しやすいですが、扱いにくいので最初の方は選ばない方がよいでしょう。
適度な重量
ラケットは軽い方が扱いやすいので、最初は重すぎない物を選びましょう。
特に小・中学生などから始める場合は、まだ筋力無い事が多いので軽量なもの選択すると良いでしょう。
ラケットは重い方が球威が出たり、相手のボールに押されにくくなるので、上達に合わせて重くしていくと良いかと思います。
具体的には「ラケット単体で85g前後」の物を選ぶと良いでしょう。
特殊素材入りは選ばない
ラケットにはカーボンなどの特殊素材が入った物があり、ボールのスピードが良く出るのが特徴です。
カーボン入りは中・上級者向けのラケットとなっており、初心者には扱いが難しいので向きません。
まずは木材のみで構成されたラケットを選ぶことをオススメします。
ラケットの合板構成の違いについては下記で解説していますので、分からない方は参考にしてください。
初心者にオススメのラケット4選
各社販売しているラケットから特にオススメのラケットを紹介します。
ニッタク ラティカ
合板構成 | 5枚合板 |
ブレードサイズ | 158×152mm |
重量 | 88±g |
打球感 | ミドル |
板厚 | 5.8mm |
価格 | 7,150円(税込) |
攻守バランスの良いラケット
ニッタクHPより引用
5枚合板をベースにしたコントロール性能の高いラケット。
レベルアップを目指す選手やバランスのとれた攻守を目指す選手にオススメです。
「佳純ベーシック」をベースに、ブレードを少し大きくすることで、ブロックと攻撃の安定性を強化。
ブレードには「為せば成る」という言葉を添えました。
ニッタクから販売されている「ラティカ」です。
5枚合板で板厚は5.8mmとオーソドックスな性能のラケットとなります。
適度な弾みで打球感が柔らかく、コントロールしやすいのが特徴です。
ベストセラーラケットのコルベル(バタフライ)に似ていると言われていますが、ラティカの方が軽量なためより初心者向けと言えます。
ラケットに強い個性が無く、扱いやすいので技術習得に最適です。
スティガ オールラウンドエボリューション
合板構成 | 5枚合板 |
ブレードサイズ | 158×150mm |
重量 | 80g±5g |
打球感 | ミドル |
板厚 | 5.5mm |
価格 | 8,800円(税込) |
初級者から上級者まで幅広い層に支持される一本
打球感とほど良い弾みとコントロール性能のバランスが人気のベストセラーラケット。初級者から上級者まで。
STIGA HPより引用
中国選手も愛用するメーカーのスティガから販売されている「オールラウンドエボリューション」というラケットです。
同社の中でも特にコントロールに優れているラケットとなります。
打球感はポコポコしており、軽く打っただけではあまり弾みません。
正しいフォームで打つ事によりボールを飛ばすことが出来るので、基礎を覚えるのに最適なラケットです。
そこまで弾まないので、台から下がると厳しいですが、前陣プレイヤーであれば長い期間使用できるラケットです。
中・上級者でも安定感を重要する選手はこのラケットを選んでいたりもします。
以前「平野美宇選手」も使用していたことで有名なラケットです
VICTAS(旧TSP) スワット
合板構成 | 7枚合板 |
ブレードサイズ | 158×150mm |
重量 | 85g± |
打球感 | ミドル |
板厚 | 6mm |
価格 | 6,050円(税込) |
木を生かすギア、木が生きる打球感
木材の打球感を最大限に生かし、広いスイートスポットが特徴。
VICTAS HPより引用
操作性が高く、幅広いスタイルにマッチする高性能な7枚合板。
VICTAS(旧TSP)から販売されているスワットです。
7枚合板は一般的に硬く重い傾向にありますが、スワットは打球感が柔らかく軽量なのが特徴です。
板厚は6mmと薄く、性能的には5枚合板に近いラケットです。
5枚合板と比較すると弾みますが、合わせるラバー次第で初心者からでも使えるラケットです。
今回紹介する中でも値段が非常に安く、コストパフォーマンスに優れたラケットとなります。
全日本社会人のチャンピオンである、軽部選手が使用していたことでも有名です
バタフライ メイスアドバンス
合板構成 | 5枚合板 |
ブレードサイズ | 157×150mm |
重量 | 80g |
打球感 | ミドル |
板厚 | 6.7mm |
価格 | 6,270円(税込) |
軽量で扱いやすい純木材モデル
バタフライHPより引用
『メイス パフォーマンス』のリニューアルモデルです。軽量で適度な弾みがあるため扱いやすく、攻守のバランスが良い純木材ラケットを求める選手におすすめです。
バタフライから販売されている「メイスアドバンス」です。
5枚合板としては板厚が6.7mmと厚めで、そこそこ弾みがあります。
さらに板が厚いのに重量は80gとかなり軽量です。
今回紹介した中でも「特に軽量なラケットが良い」と思っている方にオススメです。
レベルに合わせてラバーを変えていけば、中・上級者でも十分に使えるラケットです。
まとめ
今回は初心者の「ラケットを選ぶ際のポイント」と「オススメのラケット」を紹介しました。
ラケットを選ぶ際のポイントとしては
- 弾みすぎない
- 柔らかい打球感
- 適度な重量
- 特殊素材を選ばない
の4つをポイントで選んでもらえば失敗する事は無いと思います。
扱いやすいラケットで感覚を覚え、物足りなくなったら弾みの良いラケットにシフトしていきましょう。
本記事をラケット選びの参考にしてください。
おはようございます😃
更新待っていました!
初心者用のラケットとして、弾みすぎないことは重要ですよね。
特に僕自身、オーバーミスよりネットミスの方がマシという思考の持ち主ですから、余計そう思うんでしょうね。
守備型ペン粒のサガでしょうか😆
でも、最近の悩みは現役大学生の両ハンド攻撃がブロックできないことです😅
中辻さん
コメントありがとうございます!
始めた頃は何が良いのかわからず、地元のショップにある中からラケットとラバーを選んでいました。
結果硬いラケットに硬いラバーという意味不明な組み合わせに・・・😅
ペン粒も攻撃を止めるという事に関して弾まないラケットの方がやりやすそうですね!