本記事はバタフライの接着剤、フリーチャック2のレビューとなります。
ラケットとラバーを貼り合わせる接着剤ですが、各メーカーより様々な商品が販売されており「正直どれが良いの」と思った事はありませんか。
選ぶ基準としては、塗りやすさ・接着力・重量・価格などとなりますが、フリーチャック2は全てが丁度良く、バランスの取れた接着剤となります。
記事内にて使用感などを解説しますので、気になる方は是非参考にしてください!
商品紹介
品名:フリーチャック2
メーカー:バタフライ
容量 | 価格 |
20ml | ¥400 +税 |
100ml | ¥1,500 +税 |
より使いやすくなった新しい水系接着剤
確かな接着力を発揮する上に、ラバーをはがした後、ラケットの表面に接着剤の膜が残りにくく、残った膜もはがしやすいのが特長です。
バタフライ公式HPより
20mlで4枚ほど貼る事ができます。
ラバーを3ヵ月以上使う人は、半年以上は持つので20mlで良いでしょう。
ラバーを1~2ヵ月で替える人や、複数人で使う場合は100mlをおすすめします。
価格比較
各卓球メーカーの接着剤の価格比較は下記となります。
商品名 | メーカー | 価格(税抜)/容量 | 1mlあたり |
フリーチャック2 | バタフライ | 1,500円/100ml | 15円 |
ファインジップ | ニッタク | 2,100円/100ml | 21円 |
のり助さん | YASAKA | 900円/40ml | 22.5円 |
V-GLUE LITE(廃盤) | VICTAS | 1,200円/50ml | 24円 |
容量が違うので単純に比較は出来ませんが、フリーチャック2は比較的安価な接着剤となります。
100mlで約25枚程は貼れると考えると、1枚あたり60円掛かる計算になります。
商品レビュー
フリーチャック2を使った感想は下記となります。
- 粘度はサラサラとトロトロの中間ぐらい
- 接着力はそこそこ強い
- 重量が軽い
順番に解説をしていきます。
粘度
接着剤を出してみると、サラサラとトロトロの中間で塗り広げやすい粘度でした。
例えると「サラダ油」ぐらいの粘度でしょうか。
粘度の高いファインジップ(ニッタク)を「10」とすると、フリーチャック2は「4」ぐらいと感じました。
ラケットやラバーに塗り広げやすく、ダマになりにくいのが特徴です。
接着力
自分はフリーチャック2をメインに使用しておりますが、通常の使用であれば全く問題ありません。
バタフライだけでなく他メーカーのラケットやラバーでも使用してきましたが、プレーをしていて剥がれる事はありませんでした。
ラバー側面を台にぶつけたり、服で擦るなどテンションを加えない限りは剥がれる事はありません。
接着層は比較的薄いのでコーティングがされているラケットや、スポンジの気泡が大きいラバーなど、密着性が悪い物同士だと接着力が不足するかもしれません。
強い接着力が必要な場面では重ね塗りをするか、ファインジップなど接着力の高い製品の方が良いかと思います。
重量
フリーチャック2の重量は比較的軽めです。
ブレード全面に塗った時の重量は0.2gとなりました。(ブレードサイズ161×150)
フォア面・バック面のラケット・ラバーに塗ると、4倍の0.8gぐらいになる計算です。
重い接着剤では全体で3g近くになる事もあり、フリーチャック2の重量は非常に軽いと言えます。
逆にラケットを重くて球威を出したい人には不向きな商品です。
まとめ
今回はバタフライのフリーチャック2の紹介をしました。
フリーチャック2の特徴は下記となります。
- 粘度はサラサラとトロトロの中間ぐらい
- 接着力はそこそこ強い
- 重量が軽い
各メーカーの出している接着剤の中でもバランスの取れた商品なので、初めて使う接着剤としてもおすすめです。
フリーチャック2を使ってみて「もっと接着力が欲しい」や「ラケットを重くしたい」と感じたら他の接着剤を試してみると良いでしょう。