2022年9月1日にバタフライより樊振東シリーズのラケットが販売となります。
全5種類で全てアウターの特殊素材入りラケットとなっています。
今回は樊振東シリーズのラケットの性能を見ていくと共に、他のラケットとの比較をしたいと思います。
- 樊振東シリーズってどんなラケット?
- 他のラケットとの比較が知りたい
上記が気になる方は是非参考にしてください!
シェーク ラケット
5種類すべてFLとSTグリップのラケットで、ANグリップはありませんでした。
バタフライから販売されている、類似製品と比較をしてきます。
樊振東 ALC
樊振東選手をはじめ世界中の多くのトップ選手が使用する合板構成
バタフライ HPより引用
しなやかさと使いやすさ、そして弾みの良さゆえに攻守のバランスに優れています。『ビスカリア』仕様の合板構成の性能の高さは、世界で活躍する多くのトップ選手が愛用し、実績を出し続けていることにより証明されています。
戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃をイメージして全体をデザインし、グリップには直線を用いて、目標に向かって進み続ける樊振東選手の姿勢を表現しました。
他のアウターALCラケットと比較するとこんな感じです。
価格は張継科ALCやティモボルALCと同じ、ビスカリアだけ若干高くそれに比べれば安価です。
他のラケットと比較しブレードサイズや特性は全く同じです。
グリップは張継科ALCやビスカリアと同じとなります。
ティモボルALCが若干細いグリップなので、そちらと比較すると若干太いです。
平均重量は87gとシリーズの中では重めの分類となります。
樊振東 SUPER ALC
しなやかさと高い弾みを両立
バタフライ HPより引用
アリレート カーボンのしなやかさを維持しながら、より高い弾みを実現した「スーパー アリレート カーボン」を搭載。『樊振東 ALC』と振動特性をほぼ変えずに、反発特性を高めています。
戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃をイメージして全体をデザインし、グリップには直線を用いて、目標に向かって進み続ける樊振東選手の姿勢を表現しました。
既にラインナップされているSUPER ALCは「ビスカリア SUPER ALC」のみです。
樊振東 SUPER ALCと比較するとこんな感じです。
こちらは性能やブレード、グリップまで違いはありません。
価格は若干安くなっており、平均重量は1g軽くなっています。
重量も殆ど誤差の範囲なのでラケットのデザインや価格で選べば良いでしょう。
特にこだわりが無ければ、価格面から「樊振東 SUPER ALC」一択ですね。
樊振東 ZLC
安定感と威力ある打球を両立
弾みの良さと柔軟性のバランスに優れる特殊素材「ZLカーボン」を搭載。高い攻撃力と、相手の打球に押し負けない安定感を兼ね備えたラケットです。
戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃をイメージして全体をデザインし、グリップには直線を用いて、目標に向かって進み続ける樊振東選手の姿勢を表現しました。
他のアウターZLCラケットと比較するとこんな感じです。
価格は他のラケットと同じです。
特性は張継科ZLCやティモボルZLCと同じとなります。
水谷隼は他のラケットより「板が厚く弾みが強い」ので、そちらに比べ板が薄いのでしなりやすく、弾みも若干控えめです。
グリップは張継科ZLCと同じで水谷隼、ティモボルと比較すると太めです。
平均重量はシリーズの中では軽めの分類です。
樊振東 SUPER ZLC
安定感と威力ある打球を高いレベルで両立
カーボンとZLファイバーを高密度に編み込んだ「スーパーZLカーボン」を搭載。打球の威力を引き出す弾みの良さと、広い高反発エリアによる安定性が特徴です。
戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃をイメージして全体をデザインし、グリップには直線を用いて、目標に向かって進み続ける樊振東選手の姿勢を表現しました。
他のアウターSUPER ZLCラケットと比較するとこんな感じです。
価格は他のラケットと同じとなります。
特性は張継科SUPER ZLC、林昀儒SUPER ZLCと同じとなり、こちらも水谷隼SUPER ZLCよりは板が薄く弾みが控えめです。
グリップも張継科SUPER ZLC、林昀儒SUPER ZLCと同じす。
水谷隼SUPER ZLCのみ若干細いグリップの為、そちらに比べると若干太いです。
林昀儒SUPER ZLCが非常に軽量ですが、樊振東 SUPER ZLCは他のラケットと比べ平均的な重量です。
樊振東 CNF
球持ちの良さと高反発を両立
ナノテクノロジー素材である「セルロースナノファイバー」を搭載することにより、高反発でありながら、振動特性を低く抑えることを実現。威力のある打球を可能にしながらも、ボールをつかむ感覚を持つラケットです。
戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃をイメージして全体をデザインし、グリップには直線を用いて、目標に向かって進み続ける樊振東選手の姿勢を表現しました。
既にラインナップされているCNF搭載のラケットは「レボルディアCNF」のみです。
樊振東 CNFと比較するとこんな感じです。
価格は若干安く、特性やブレードは同じです。
グリップはレボルディアより若干太く、STグリップのラインナップもあります。
重量が若干重くなっているので、よりパワフルなラケットなっています。
ペン ラケット
中国式ペンも新たに5種類ラケットが追加されます。
ペンは種類もまだ少ないため、新たに追加される合板構成のラケットもあります。
樊振東 ALC – CS
世界中の多くのトップ選手が使用する合板構成
しなやかさと使いやすさ、そして弾みの良さゆえに攻守のバランスに優れています。『ビスカリア』仕様の合板構成の性能の高さは、世界で活躍する多くのトップ選手が愛用し、実績を出し続けていることにより証明されています。
戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃をイメージして全体をデザインし、グリップには直線を用いて、目標に向かって進み続ける樊振東選手の姿勢を表現しました。
アウターALCで中国式ペンはビスカリア – CSのみです。
樊振東 ALC – CSと比較するとこんな感じです。
価格は若干安くなっており、ブレードサイズが大きく、グリップは太くなっています。
振動特性が0.3低いのはブレードサイズが大きく振動を吸収しやすいためでしょうか。
そして平均重量はビスカリアより1g高いものの、82gとかなり軽量です。
- 細いグリップ、コンパクトなブレードで軽量重視であればビスカリア
- 太いグリップ、大きいブレードで安定感・威力重視であれば樊振東ALC
の様なすみ分けが出来そうです。
樊振東 SUPER ALC – CS
しなやかさと高い弾みを両立
アリレート カーボンのしなやかさを維持しながら、より高い弾みを実現した「スーパー アリレート カーボン」を搭載。『樊振東 ALC – CS』と振動特性をほぼ変えずに、反発特性を高めています。
戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃をイメージして全体をデザインし、グリップには直線を用いて、目標に向かって進み続ける樊振東選手の姿勢を表現しました。
ALC同様、中国式ペンでSUPER ALCを搭載しているのは「ビスカリアSUPER ALC – CS」のみです。
内容としては、「樊振東 ALC – CS」と「ビスカリア – CS」の比較と同じですね。
ただ重量はどちらのラケットも同じとなっています。
樊振東 ZLC – CS / SUPER ZLC – CS / CNF – CS
ZLC、SUPER ZLC、CNFは樊振東シリーズ以外にラインアップが無く、比較対象がありません。
3つ合わせて紹介します。
安定感と威力ある打球を両立
弾みの良さと柔軟性のバランスに優れる特殊素材「ZLカーボン」を搭載。高い攻撃力と、相手の打球に押し負けない安定感を兼ね備えたラケットです。
戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃をイメージして全体をデザインし、グリップには直線を用いて、目標に向かって進み続ける樊振東選手の姿勢を表現しました。
安定感と威力ある打球を高いレベルで両立
カーボンとZLファイバーを高密度に編み込んだ「スーパーZLカーボン」を搭載。打球の威力を引き出す弾みの良さと、広い高反発エリアによる安定性が特徴です。
戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃をイメージして全体をデザインし、グリップには直線を用いて、目標に向かって進み続ける樊振東選手の姿勢を表現しました。
球持ちの良さと高反発を両立
ナノテクノロジー素材である「セルロースナノファイバー」を搭載することにより、高反発でありながら、振動特性を低く抑えることを実現。威力のある打球を可能にしながらも、ボールをつかむ感覚を持つラケットです。
戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃をイメージして全体をデザインし、グリップには直線を用いて、目標に向かって進み続ける樊振東選手の姿勢を表現しました。
3つのラケットを比較するとこんな感じです。
前述の通り同じ構成のラケットは無いので、使う場合は樊振東ラケット一択です。
樊振東 CNF – CSは中ペンで初めてCNF搭載のラケットとなりますが、平均重量が約90gあるのでラバーのチョイスが難しそうです。
まとめ
2022年9月1日にバタフライより販売される「樊振東シリーズ」について紹介、比較しました。
正直シェークに関しては他のラケットに比べ大きな差はありませんでしたが、中ペンは新しい素材が追加されることもありユーザーの選択肢が増えそうです。
気になるラケットが方はぜひチェックしてみて下さい。