卓球を始めるには様々なアイテムが必要です。
特に競技として取り組み、大会に出場する場合にはルールに適合したものでなければいけません。
しかし、卓球経験が無く、周りに聞ける人がいないと、何を揃えればいいか分からないと思います。
せっかく購入したものが大会で使えない、そんなことは絶対に避けたいですよね。
本記事では卓球歴15年以上の筆者が、卓球に必要なアイテムを解説します。
これからアイテムを揃えようと思っている方は是非参考にしてください!
卓球に必要なアイテム
まずは卓球に必要なアイテムの全体像を説明します。
必須アイテム
- ラケット
- ラバー
- ボール
出来れば欲しいアイテム
- シューズ
- ソックス
- 練習着、タオル
- ラケットケース
- メンテナンス用品
大会に必要なアイテム
- ユニフォーム
- ゼッケン
必要な費用
アイテムを揃えるにあたり、どのくらいの費用がかかるのか解説します。
金額はピンキリとなりますので、あくまで参考程度にお考え下さい。
アイテム名 | 金額(円) |
---|---|
ラケット | 5,000~10,000 |
ラバー | 3,000~5,000 |
ボール(1球) | 100~400 |
シューズ | 5,000~10,000 |
ソックス | 1,000~2,000 |
練習着、タオル | 3,000~6,000 |
ラケットケース | 1,000~2,000 |
メンテナンス用品 | 1,000~2,000 |
ユニフォーム | 6,000~10,000 |
ゼッケン(登録料) | 3,000前後 |
大会に出場する場合、25,000~50,000円程度は必要となります。
安価なアイテムを選んだり、必須ではないものを他で代用する事で費用を抑える事が出来ます。
必須アイテム
ここからは大会に出る出ないにかかわらず、必須となるアイテムを解説します。
ラケット

競技として卓球を行う場合、ラケットとラバーは別々に購入し、それらを組み合わせてマイラケットを作製します。
最初からラケットにラバーが貼られている、ラバー貼りラケットもありますが、性能が低いので勝つのが難しく、ラバーが劣化しても交換が出来ないためおすすめ出来ません。
販売店側で競技用のラケットにラバーを貼り販売しているモデルもあり、こちらを選ぶ分には問題ないでしょう。
ラケットのルール規定
大会に出場する場合はJTTAA(日本卓球協会公認)のマーク付きのラケットが必要となります。

マークが無くても審判長の許可を取れば使用は可能です。
しかし、毎回許可を取るのは手間で許可される保証も無いので、マーク入りのラケットをおすすめします。
国内メーカーの競技用ラケットは基本的にマーク入りですが、レジャー用や海外品などはマークが無い物も多いので注意しましょう。
ラケットの種類
ラケットの種類は大きく分けて「シェークハンド」と「ペンホルダー」の2種類があります。

写真 左:ペンホルダー 右:シェークハンド
それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらが良いかは一概には言えませんが、最近ではフォア・バック両面で攻撃がしやすい「シェークハンド」が主流となっています。
- 競技用のラケットとラバーを別々に購入し、組み合わせる
- 大会に出場するにはJTTAA(日本卓球協会公認)のマーク付きのラケットが必要
- ラケットの種類は大まかにシェークハンドとペンホルダーがある
ラバー

ラケット同様にラバー単品で商品を選び、購入後ラケットに貼り付けて使用します。
ラバーのルール規定
ラケット同様にマークが入っていることが必須となります。
マークはJTTAA(日本卓球協会公認)もしくはITTF(国際卓球連盟公認)のどちらかで問題ありません。

ラバーの種類
ラバーには種類があり、おおまかに下記に分類されます。
- 裏ソフト
- 表ソフト
- 粒高
裏ソフトラバー

表面が平らで回転をかけやすく、相手の回転の影響を受けやすい一般的なラバーです。
前進回転をかけて攻撃するドライブ主戦型に使用者が多いです。
特にこだわりが無ければ裏ソフトラバーが扱いやすく、初心者におすすめです。
表ソフトラバー

表面に太くて低い粒があるラバーで、裏ソフトより回転がかけにくく、相手の回転の影響を受けにくいラバーです。
ミート打ちやスマッシュと呼ばれる、弾く打ち方に適しています。
粒高ラバー

(画像:バタフライHPより引用)
表面に細くて長い粒があるのが特徴のラバーです。
最も回転がかけにくく、相手の回転の影響を受けにくいのが特徴です。
打球時に粒が倒れてボールを吸収し、相手の回転を残したまま返球します。
相手の打ちにくいコースを狙ったり、回転の変化でミスを誘う守備的なラバーです。
その他注意点
種類以外にもコントロール重視の扱いやすいものから、高威力で扱いが難しいものなど様々な商品があります。
最初のうちは扱いやすいものからスタートし、上達に合わせて難しいラバーに挑戦するのが良いでしょう。
ラバーの色
ラバーの色はラケットの表と裏で別の組み合わせにしないといけません。
片側は必ず黒を貼り、反対側は赤(青、緑、ピンクなどでも可)を貼ります。
ペンホルダーの片面の場合も色の組み合わせは同様です(ラバーを貼らない面は色を塗るor色付きシールを貼るなど)
黒、赤以外のカラーは2021年10月から使用可となり、一部商品で販売されています。
どちらの色をフォア面もしくはバック面で使用するかは自由です。
ラバーの厚さ
ラバーは表面のシートとスポンジの2層構造となっており、シートは主に回転をかける、スポンジはボールを飛ばす役割をしています。

スポンジの厚さは選ぶことが出来て、主に「薄、中、厚、特厚」などがあります。
※商品により厚さのラインナップは異なります

厚くなるほどボールが食い込み、反発力が高くなります。
そのため、回転量が多く、スピードの速いボールを打つことが出来ますが、コントロールするには技量が必要となります。
逆に薄いラバーはラケットの板で打つ感覚が強くなるので、弾きやすく初速が速くなります。
裏ソフトを使用するトップ選手の殆どが特厚を使用しており、上達に合わせて厚くしていくのが一般的です。
表ソフトではミート(弾く打ち方)やスマッシュを重視し中や厚を選択する選手も多く、粒高では相手の攻撃を抑えるため薄いスポンジを選択する事が多いです。
最初は中などの扱いやすい厚さからスタートしましょう。
- JTTAAもしくはITTFのどちらかのマークが必要
- 裏ソフト、表ソフト、粒高などの種類がある
- 表裏で別の色を貼る(片側は必ず黒)
- スポンジは厚いほど威力が出しやすく、扱うのが難しい
ボール

ボールは各卓球メーカーから販売されており、メーカーによって若干の弾みや回転のかかりかた、打球感などが異なります。
自分の地域の大会で使用されるボールが分かる場合は、同じメーカーのボールを使って練習した方が、大会での違和感は少ないでしょう。
所属するクラブや部活でボールが用意されている場合は、自分で購入する必要はありませんが、活動時間外でも練習をしたい場合は購入しましょう。
ボールは主に練習球と試合球に分類されます。

写真 左:練習球 右:試合球
試合球はスリースターと呼ばれ、3つの星が印刷されているのが特徴です。
練習球より高い品質で作られており、弾み方や回転のかかり方などが安定しているボールです。
練習球は1個あたりの値段が安く、10ダース単位などの多い数で販売されています。
基礎練習などでは練習球を使い、ゲーム練習では試合球を使用するのが一般的です。
出来れば欲しいアイテム
必須ではありませんが、予算に余裕があれば欲しいアイテムを紹介します。
シューズ

卓球ではシューズに関する規定はありませんので、卓球シューズ以外でも大会に出れます。
まだ初心者のうちは激しい動きも少ないので、体育館シューズなどで問題ないでしょう。
しかし、卓球用に開発されたシューズの方が、卓球の動きに合わせて作られているため、パフォーマンスが向上します。
基礎打ちを覚えフットワーク練習を行うようになったら、卓球シューズの購入をおすすめします。
シューズはラケットやラバーに比べてプレーに与える影響は少なく、高性能で扱えないといったこともありません。
予算に余裕があるのであれば高価なモデルを、余裕がないのであれば安価なモデルで問題ありません。
ソックス

シューズ同様大会に出るにあたり規定はありません。
各メーカーから卓球用のソックスが販売されており、クッション性の高い厚めのものが多いです。
こちらも予算に余裕があれば専用品の購入をおすすめします。
運動着・タオル
卓球は上達につれて運動量が多くなり、特に暑い時期はよく汗をかきます。
練習用に動きやすい運動着やタオルを数セット用意した方がよいでしょう。
卓球メーカーからも販売されていますが、比較的割高なので汎用的なものでも構いません。
ラケットケース

ラケットを保管や収納するにあたりラケットケースがあると便利です。
ラケットケースもそこまでこだわる必要は無く、実用的であれば十分です。
ラケットが複数収納できる、小物入れがある等の機能性や、デザインで選んでも問題ないでしょう。
メンテナンス用品

用具を最良な状態に保つために、日頃のメンテナンスは欠かせません。
ラバーの汚れを取るクリーナーやスポンジ、表ソフトや粒高ラバーであればブラシなどがあると良いでしょう。

自分でラバーの貼替えを行う場合は、接着剤やスポンジ、ハサミやカッターなどが必要です。
大会に必要なアイテム
大会に出場するにあたり必須となるアイテムを紹介します。
ユニフォーム

大会に出場するためには、卓球メーカーから販売されているゲーム用のシャツとパンツが必要です。(女性用にスカートもあり)
どちらもJTTA(日本卓球協会)のワッペンがついたものでないといけません。

赤色のワッペンが現行のルールに適合しており、多色はルール改正前のものとなります。
大会で赤色以外を着用する場合は審判長の許可が必要となります。
新品を購入する場合は問題ありませんが、中古品を購入する場合は注意しましょう。
ゼッケン

大会に出る場合はゲームシャツの背中にゼッケンをつけなければいけません。
ゼッケンの上2箇所を安全ピンでつけるのが一般的です。
入手するには日本卓球協会に選手登録をする必要があります。
基本的には所属するクラブや部活でまとめて登録しますので、費用を負担するのみになります。
所属がない場合は個人でも登録可能ですので、行いたい方は調べてみてください。
まとめ
今回は卓球を始めるにあたり、必要となるアイテムを紹介しました。
趣味で卓球を楽しむ分には好きなアイテムを選んで頂いても問題ありません。
しかし、大会に出場する場合は様々な規定があるため、それに則ったアイテム選びが必要となります。
本記事を参考にしていただき、自分に最適なアイテム選びをしてください。