VICTASのラバー「V>20」と「V22」のスペックを比較!
ラバーの特徴やどんな人に合っているのか解説。
2022年9月にVICTASより新ラバーの「V>22ダブルエキストラ」が販売となります。
既に3月に「V>20ダブルエキストラ」が販売となっており、V>22とV>20はどの様な違いがあるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
今回はHPやカタログからの情報で、二つのラバーを比較します。
実際に打ってみるまで分からないところはありますが、おおまかにラバーの特徴を伝えられればと思います。
気になる人はぜひ参考にして下さい!
商品概要の比較
商品概要の比較では下記の様になります。
商品名 | V>20ダブルエキストラ | V>22ダブルエキストラ |
発売日 | 2022年3月 | 2022年9月 |
価格(税込) | 6,820円 | 8,250円 |
製造国 | ドイツ | ドイツ |
ラバーの種類 | ハイエナジーテンション裏ソフト | ハイエナジーテンション裏ソフト |
ラバー色 | 赤,黒,ピンク | 赤,黒,ブルー |
スポンジ厚 | 1.8,2.0,MAX | 2.0,MAX |
スポンジ硬度 | 52.5±3 | 50±3 |
ラバーコンセプト | ・インパクトの瞬間の「許容」「遊び」 ・52.5度だが、硬さは感じない ・打った時のボールは威力十分 ・あらゆる攻撃で相手コートに収まる安心感 ・競り合いで信頼できるラバー | ・トップシートで強烈な「ひきつれ」を作り、特殊気泡を含んだスポンジが威力あるボールを弾き出す ・相手コートの深い位置で収まる安定性も兼ね備える |
両方50度越えの硬いラバーですが、V>22の方が若干柔らかい作りとなっています。
性能的にはV>20よりV>22の方が球威重視の印象を受けます。
価格はV>22の方が高くなっており、ドイツラバーとしては非常に高価な価格帯です。
スペック比較
次はカタログに記載されている商品スペックの比較です。
商品名 | V>20ダブルエキストラ | 比較 | V>22ダブルエキストラ |
弧線の高さ | 7.0 | > | 6.7 |
スピード | 9.1 | ≧ | 9.0 |
ドライブの精度 | 8.2 | > | 7.3 |
シートの強さ | 7.2 | < | 9.0 |
反発 | 8.5 | > | 8.3 |
スペック比較をグラフにするとこんな感じです。
スピードや弧線などは殆ど同じですが、シートの強さやドライブの精度に差が出ています。
V>22の方がシートが強くドライブの精度(安定感)は低くなっています。
V>20はその逆の性能となっています。
球威のV>22、安定のV>20という印象です。
V>20、V>22はどんな人に向いている?
ラバーの情報から自分が考える向いている人は下記となります。
V>20ダブルエキストラが向ている人
V>20は攻守のバランスに優れており、安定感の高いラバーです。
ドライブなどの回転を掛ける技術だけでなく、スマッシュ・ミートなどの弾く技術、ブロックなどの守りの技術など、やりにくい技術が無くバランスの良いラバーを求める人にオススメです。
同社のヴェンタスエキストラ(旧:スーパーヴェンタス)が安定感が高く扱いやすいラバーなので、こちらを使用しており、物足りなくなった方はV>20へ移行すると良いかと思います。
V>22ダブルエキストラが向いている人
V>22は「強烈なひきつれ」や「威力のあるボール」といった事を前面に押し出しているラバーです。
強い回転や高いスピードを出せるラバーで、VICTAS色の強い威力重視のラバーです。
自分から積極的にガンガン攻めたい人向けのラバーで、同社のV>15からさらに球威を上げたい人にオススメです。
まとめ
今回はビクタスのV>20とV>22のスペック比較、どんな人に向いているかの考察をしました。
V>22に関してはまだ試打していないので一概には言えませんが、V>20より扱いが難しく威力重視のラバーでは無いかと推測できます。
販売されたら実際に打ってみてレビューをしていきたいと思います。